ホッカイコガネの育て方|煮物、ポテトサラダに向くジャガイモ品種

ホッカイコガネの萌芽の頃の葉色は紫色です。
茎の長さは農林1号や、トヨシロと比べると若干長くなり、茎の太さはトヨシロほどです。


茎の色は緑一色です。
そう性はやや直立型で、分枝の数は中くらいに分類されます。



葉っぱの色は緑で、小葉の大きさは中くらいほどとなりますが、
トヨシロと比べると若干大きめです。また、着生の疎密も中に分類されます。


花の色は淡い赤紫色をしていますが、花びらの先端は白っぽく、
花の大きさも普通程度です。花の数は多く、花粉量も多いため、
自然結果もしやすいです。


ふく枝のいも着生位置、長さともに中で、離れは良いです。
いもの形は長い楕円形をしており、ムサマルとくらべて細長いと言えます。


皮の色は黄褐色となり、表皮はネットを帯びています。
目は浅く、目の数も中間ほど、肉の色は淡い黄色となります。


ホッカイコガネの休眠期間は中位とされていますが、
休眠が開けた後も、芽の伸び方は遅いです。
初期の生育はトヨシロより遅く、それに伴い、開花も遅いです。


肥大率もトヨシロとくらべて遅く、枯凋期も2~3週間ほど遅く、
中晩生に属します。大体、農林1号ほどとなります。


上いもの数は、ムサマルより若干多くなり、上いも1個の重さは、
農林1号ほどの大きさとなります。
この収穫量などは、トヨシロよりも2~3割多くなるとされています。


最後に澱粉ですが、18パーセントほどになり、ムサマルより低く、
農林1号ほどです。貯蔵性はなかなかといったところでしょうか。


肉質はやや粘質なところがあり、舌触りが良いのが特徴です。
また、調理後に変色することがないのも良い点と言えます。


また、煮物などにする際の煮崩れに関してですが、
これはメークインよりも少なく、ホッカイコガネは煮崩れしにくいとされています。


これは、ホッカイコガネの澱粉を多く含んでいる細胞は、
表層に近い位置でなく、維管束の中にあることなどが挙げられます。


また、細胞の大きさが小さく、細胞接着面積が多いことや、
細胞間隙の量が少ないこと、細胞分離が起こりにくいことなども、
理由と言えます。


気になるホッカイコガネのお味ですが、癖のない味で、
煮物は勿論、ポテトサラダなどにも向いています。


また、還元糖含量も少ない方ですので、低温貯蔵による、
還元糖の増加も少なく、リコンディショニングも容易とされています。
ホッカイコガネは、フレンチフライの原料にも適した品種としても知られています。


⇒ホッカイコガネを栽培する
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